茶席やおもてなしの場で桜餅が出された際、同席者の目を気にして食べ方に迷う方も少なくありません。格式ある茶道の席における和菓子のいただき方においても、「葉をはがして食べることは一切無作法ではない」と明確に定められています。
黒文字(菓子楊枝)を使っていただく場合、葉を外す際は楊枝で餅を押さえながら、葉の端をすっと引くようにして静かに剥がします。剥がした葉は懐紙の端や小皿の隅に小さく折りたたんでまとめておけば、見た目も美しく周囲に洗練された印象を与えられます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
▼ 葉を一緒に食べるのが向いている人
・甘じょっぱい(塩味×甘味)味のコントラストが好きな方
・桜の濃厚な香りと葉のシャキッとした食感を楽しみたい方
・道明寺桜餅を形を崩さずスマートに食したい方
▼ 葉をはがして残すべき人
・小豆餡や餅本来の繊細な風味と柔らかさを純粋に味わいたい方
・葉脈の筋や硬い口当たりが気になる方
・胃腸が弱く消化に不安のある方、塩分を厳格に控えている方