「Be My Baby」というフレーズが世界中の音楽ファンに決定づけられた原点は、1963年にアメリカのガールズグループ「ザ・ロネッツ(The Ronettes)」が発表した同名シングルです。希代の音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが手掛けた「ウォール・オブ・サウンド(音の壁)」の代表作であり、特徴的なドラムのイントロとともにポップス史の金字塔として今なお輝き続けています。
そして日本国内において「ビーマイベイベー」の認知を決定づけたのが、1989年4月にリリースされた吉川晃司と布袋寅泰による伝説的ロックユニット「COMPLEX」のデビューシングル『BE MY BABY』です。
BOØWYのギタリストとしてカリスマ的人気を誇った布袋寅泰と、圧倒的なボーカルと身体能力でトップアイドルからロックシンガーへと変貌を遂げた吉川晃司。2人の天才が手を組んだ本作は、オリコンチャート初登場1位を記録する特大ヒットとなりました。モノクロームのスタジオで2人が向かい合い、激しいステップとキレのあるアクションを見せるミュージックビデオ、そしてサビで「BE MY BABY」を連呼するアグレッシブなリフレインは、当時の若者文化に強烈なインパクトを残しました。