カフェで席を立った数分間、あるいは電車の中でスマートフォンの画面が他人の視線にさらされる瞬間。私たちが普段意識しない日常生活のあらゆる場面に、プライバシー流出の落とし穴が潜んでいる。LINEのパスコードロック機能は、アプリを起動する際、あるいはバックグラウンドから復帰する際に専用の4桁の数字入力を要求することで、第三者による不正閲覧を物理的にシャットアウトする仕組みだ。
設定を行っていない場合、端末全体のロックが解除されていれば誰でも即座にメッセージ履歴や登録された友だちのリスト、さらには通話履歴まで閲覧可能になってしまう。どれほど注意を払っていても、日常のうっかりした隙を突かれた被害は後を絶たない。自分自身の会話を守るだけでなく、トーク相手のプライバシーを守る意味でも、この防御壁を構築しておくことの価値は計り知れない。