現場をさらに恐ろしい場所にしているのが、一部の極端な参加者たちの存在だ。限られた時間で成果を出そうと焦るあまり、常識的なコミュニケーションのステップを飛び越えてしまう人が後を絶たない。
挨拶もそこそこに「結婚したら親と同居できますか?」「貯金額はいくらですか?」と尋問のように問い詰める人。自分の自慢話だけで持ち時間をすべて使い果たす独演会タイプ。さらには、マッチングした瞬間に豹変し、執拗に個人情報を聞き出そうとするストーカー予備軍のような存在まで報告されている。こうした「対話の崩壊」が、参加者に深いトラウマを植え付ける。