日本中の誰もが知るスターの陰で、兄弟たちはそれぞれの美学を持って静かに自らの道を歩んできた。長女の黒柳徹子を筆頭に、弟の紀明、そして妹の真理という3人は、芸術的感性と圧倒的な自由奔放さを共有しながら育った。実は幼少期、病のために早世したもう一人の弟・明兒の存在もあり、生き残った兄弟たちの絆は一段と強固なものとなった。
大人になり、それぞれが異なる表現世界を選んだ後も、家族としての根底にある信頼関係が揺らぐことはなかった。表舞台で華々しい光を浴びる姉を、弟と妹は温かい眼差しで見守り続けている。メディアで語られることの少ない彼らの現在の暮らしぶりや、プライベートで交わされるユーモアたっぷりの会話には、気品ある黒柳家の素顔が垣間見える。