チューリップバッグの美しいシルエットを作る第一歩は、正確な型紙の準備です。基本的なパーツ構成は、「前・後面の中央パネル(2枚)」「サイドポケット(2枚)」「底マチ(1枚)」「持ち手(2本)」「裏地パーツ」の組み合わせで成り立っています。
自分で製図を起こす場合の標準的なデイリー寸法は、本体の高さ約26cm×上部開口部約34cm×底マチ約12cmが使い勝手抜群の黄金比率です。中央パネルは上部から下部に向かって緩やかな台形を描き、サイドパネルはふくらみを持たせた楕円カーブを設計します。市販の洋裁本やWEB上で配布されている「チューリップバッグの無料型紙」をダウンロードして利用する際は、印刷設定が「100%等倍(実際のサイズ)」になっているかを必ず確認してください。わずか数ミリの出力ズレが、カーブ同士を縫い合わせる際の大きなズレへと直結します。
実物大の型紙を写し取る際は、厚手のクラフト紙や洋裁用ハトロン紙を使用し、「中心線」「底の合印」「ポケット位置の基準点」を必ず書き込んでおくのが、縫製トラブルを防ぐ秘訣です。