日本舞踊の大名跡である四代目「市川ぼたん」を襲名した麗禾の躍進が止まらない。幼少期から厳しい稽古を積み重ねてきた彼女の舞は、しなやかでありながら芯が強く、玄人筋からも高い評価を獲得している。父・市川海老蔵から十三代目市川團十郎への継承を見届ける中で、自らも伝統芸能を担う一員としての自覚を急速に深めていった。
さらに彼女の才能は舞踊にとどまらない。テレビドラマや声優、CMなど映像作品での繊細な演技力は、女優としての底知れぬポテンシャルを証明している。亡き母・小林麻央さんが持っていた人を包み込む温かさと表現への情熱は、間違いなく娘である彼女の中に息づいているのだ。