愛好家の間で頻繁に語られるのが、体内にどれだけオオカミの血が入っているかを示す「ウルフパーセンテージ」だ。ローパーセント(20%以下)、ミディアムパーセント(20〜49%)、ハイパーセント(50%以上)といった区分が存在し、血統濃度が高くなるほど見た目は完全に野生のオオカミへと近づく。
しかし、パーセンテージが高くなるほど扱いやすさは跳ね上がるどころか、一気に困難を極める。専門のドッグトレーナーでさえ「ハイパーセントの個体は、犬の訓練理論が通用しない」と口をそろえる。雷や花火の音、あるいは見慣れぬ訪問者に対する警戒心は常軌を逸しており、パニックを起こせば人間の力で抑え込むことは不可能に近い。