おぎやはぎというコンビの強みは、相方である小木博明との圧倒的な関係性にある。若手時代からプロダクション人力舎の異端児として異彩を放ってきた二人は、互いの領域を荒らすことなく絶妙なディスタンスを保ち続けてきた。今回の単独プロジェクト推進にあたっても、小木の無言の了解と深い信頼関係が前提にあったとされる。
プロダクション人力舎にとっても、今回の配信ビジネスへの本格進出は大きな転換点となりそうだ。従来のテレビ中心のキャリア形成から脱却し、所属タレントの個性を世界規模のプラットフォームへ解き放つ。矢作が切り拓くこの挑戦は、後輩芸人たちにとっても新たな道標となるに違いない。