「オーガニックだから安心」「植物由来100%だから体に優しい」。こうしたキャッチコピーは、消費者の警戒心を解くための都合のいい免罪符に過ぎない。自然界に存在する毒キノコやフグ毒を思えばわかるように、「天然」と「安全」はイコールではないのだ。
特にウコン(クルクミン)や緑茶抽出物(カテキン)、濃縮されたハーブエキスなどは、適量であれば体に良くても、サプリメントとして特定の成分だけを何十倍にも濃縮して毎日摂取することで、肝臓にとっては許容量を超える「毒物」へと変貌する。肝臓は体内に入ってきた異物を解毒する化学工場だ。濃縮された未知の成分が大量に押し寄せれば、工場はたちまちパンクしてしまう。