紫陽花の挿し木が失敗する原因とは?枯れる・腐るを防ぐ発根の極意

紫陽花の挿し木が失敗する原因とは?枯れる・腐るを防ぐ発根の極意

紫陽花の挿し木が失敗する原因とは?枯れる・腐るを防ぐ発根の極意について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

挿し木を始めて数日から1週間ほどで茎の切り口付近が黒く変色し、ドロドロに溶けるように腐ってしまうケースがあります。この紫陽花挿し木失敗の理由として最も多いのが、切り口からの雑菌侵入と土壌の有機物です。

挿し木の茎が黒く腐る原因の筆頭は、市販の「花と野菜の培養土」や庭土をそのまま使ってしまう誤りにあります。通常の培養土には堆肥や油かすなどの栄養分(有機物)が豊富に含まれており、これらは根がある植物には有益ですが、根のない挿し穂にとっては雑菌の温床となります。傷口から雑菌が侵入することで導管が詰まり、腐敗菌が繁殖して茎を黒化させてしまうのです。

また、剪定時に切れ味の悪いハサミを使ったことで、茎の細胞組織を押し潰してしまうことも大きな要因です。潰れた組織は壊死しやすく、そこから腐食が広がります。挿し穂を作る際は、刃物用の消毒用アルコールなどで清潔にした、カミソリや切れ味鋭いクラフトナイフで断面をスパッと斜めにカットすることが腐敗防止の第一歩です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。