いまやAIサーバーの通信ネックを打破する唯一の解として、電気信号を光信号に変換する「光電融合(オプティカル・インターコネクト)」技術が世界中で争奪戦となっている。銅配線の物理的限界が露呈するなか、QDレーザが誇る1.3μm帯量子ドットレーザの存在感が際立つ。
従来の量子井戸レーザは高温下で急速に効率が低下し、データセンターの酷暑環境に耐えかねる弱点があった。一方、同社の量子ドット技術は100度を超える高熱下でも出力が衰えない。冷却コストを劇的に削減したい巨大IT企業にとって、この熱特性は喉から手が出るほど欲しいスペックだ。今回の決算数字には、海外大手テックスペックへの採用確定に伴う一時金やNRE(試作受託)収益が力強く反映されている。