作詞家としての名声に満足することなく、阿木耀子がライフワークとして情熱を注ぎ続けているのが舞台演出と執筆活動だ。特に、近松門左衛門の名作人形浄瑠璃をスパニッシュな情熱と融合させた舞台『フラメンコ曽根崎心中』は、彼女の演出家としての才能を証明する代表作となっている。
2026年最新の公演に向けた準備や演出のブラッシュアップにおいては、伝統芸能と現代表現の高次元での融合が図られており、その舞台裏では細部にまで妥協しない阿木のこだわりが光る。また、新聞や雑誌でのエッセイ執筆、小説の執筆活動も途切れることなく続けられており、日常の些細な気づきから深い人生観までを洒脱な文章で紡ぎ出すスタイルは、多くの読者を魅了してやまない。