日本のインターネットにおける「www」や「草」と類似した機能を果たすが、その使用感覚には繊細な違いが存在する。決定的な差異は、文字の「数量」が露骨に感情のグラデーションを表す点だ。
たとえば「ᄏ」が単体(1個)の場合、冷淡さや苦笑い、あるいは少しバカにしたような冷ややかなニュアンスを帯びやすい。友人からの打診に対して「ᄏ」とだけ返すと、不機嫌やあきれを疑われるリスクすらある。「ᄏᄏ」と2つ並ぶと日常的な愛想笑い、あるいは「了解」に近い軽い了解の合図となる。
爆笑や真の面白さを表現したい場合は「ᄏᄏᄏᄏᄏ」と5個以上を連打するのが鉄則だ。文字数が長くなればなるほど、打ち手の本気度と笑いの激しさが相手にダイレクトに伝わる。この直感的なスケーラビリティこそが、日本語の「草」とは一味違うテキストコミュニケーションの妙味と言える。