かつてフジテレビ系で放送され、日本中に旋風を巻き起こした『あいのり』。東大在学中の若き横粂勝仁氏は、ピンクのラブワゴンに乗って旅をする若者の一人として画面に登場した。高学歴でありながら飾らないキャラクターは、瞬く間に多くの視聴者の心をつかむ。
しかし、彼の本当の真骨頂はその後にあった。司法試験合格という輝かしい肩書を引っ提げて法律業界へ足を踏み入れた男は、安定した弁護士生活に安住しなかった。2000年代後半、日本社会が大きな政治的転換期を迎える中、彼は一転して政治業界への進出を決意する。リアリティ番組で培った抜群の発信力と親しみやすさは、政治家としての強力な武器となったのだ。