好感度データが示す通り、世間の8割以上が好意的な見方をしているにもかかわらず、なぜ「嫌い」という検索トレンドが上位に居座り続けるのでしょうか。そこにはウェブメディア特有の構造と心理的バイアスが関係しています。
第一に、「検索エンジンのサジェスト汚染」があります。人気タレントの名前を検索する際、ユーザーは「なぜこの人が人気なのか」「何かスキャンダルや悪い評判はないか」というネガティブな好奇心から「嫌い」「性格悪い」といった単語を組み合わせて検索しがちです。この検索行動の多さがサジェスト欄を固定化させ、あたかも世間全体が嫌っているかのような錯覚を生み出します。
第二に、「同性ウケの変遷」に関する誤解です。デビュー当初は男性ファン主導のアイドル的人気と見なされ、女性層からの今田美桜 あざといという警戒感もありました。しかし、メイク特集やファッション誌での自然体な着こなし、女性向けお仕事ドラマでの体当たりな演技を通じて、現在では20代〜30代女性の支持層が圧倒的多数を占めるまでに逆転しています。