教育関係者が注視するのが、同校の「出口管理能力」です。江戸川高校の進学実績および大学合格実績を精査すると、中堅上位進学校特有のリアリティが浮かび上がってきます。
現役生の合格ボリュームゾーンは、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学のいわゆる「日東駒専」や、成蹊大学、成城大学、明治学院大学、武蔵大学などの成成明学獨國武グループです。そして上位層の20〜30%程度が、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学といったG-MARCHの合格枠をもぎ取っています。
国公立大学についても、千葉大学、埼玉大学、東京学芸大学など近隣の地方・首都圏国立大へ毎年一定数の合格者を輩出しています。ただし、ここで注意すべきは「学校の授業を受けているだけで難関大に自動的に合格できるわけではない」という点です。学校側の補習体制や進路指導は充実しているものの、自発的に自習室へ通い詰め、高2の冬段階から受験モードにシフトできた層が上位実績を支えています。