大手キャリアの店頭サポート現場やオンラインコミュニティにおいて、ユーザーが最もつまずきやすいポイントを精査すると、トラブルの発生源は特定の3点に集中しています。
第1の障害は、「構成プロファイルのインストール忘れ」です。Safari上でダウンロードを「許可」しただけで作業が完了したと思い込み、「設定」アプリ側で実際のインストール処理を行っていないケースが全体の約40%を占めます。iOSのセキュリティ仕様上、ダウンロードとインストールは明確に2段階に分かれている点を認識する必要があります。
第2の障害は、「Wi-Fi環境下での認証弾かれ」です。ドコモの初期設定サイトは、SIMカードまたはeSIMの回線認証(ネットワーク暗証番号)を優先して判別するシステムを組んでいます。自宅の光回線や公衆Wi-Fiに接続したままアクセスすると、dアカウントの手動ログイン画面に飛ばされ、そこでパスワード間違いを起こしてロックがかかるという悪循環が目立ちます。プロファイル取得時はWi-Fiを一時切断するのが鉄則です。
第3の障害は、「古い構成プロファイルとの重複競合」です。旧端末から格安SIMのAPNプロファイルや他社通信構成がそのまま復元されていた場合、ドコモのプロファイルが上書きできずにインストールエラーが発生します。「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」を確認し、不要になった古いプロファイルが存在する場合は事前に削除しておく必要があります。