暗く危険な場所という公共トイレの概念を根底から覆したのが、東京都渋谷区で展開された「THE TOKYO TOILET」プロジェクトをはじめとするデザイナーズ公園トイレの登場です。世界的な建築家やデザイナーが手がけた施設は、美しさと高い透明性、最新の衛生技術を融合させ、街のランドマークとして機能しています。
自治体の財政難を補いながらきれいなトイレを実現する切り札として定着したのが、Park-PFI(公募設置管理制度)です。公園内にカフェやレストランなどの民間収益施設を誘致し、その事業者が得た収益の一部でトイレや園路を新築・維持管理する仕組みです。この制度により、税金投入を抑えながらホテル並みに清潔でアメニティが整ったトイレが各地に誕生しています。
散歩や外出中に「近くのきれいな公園トイレ」を探したい場合は、自治体が公開するオープンデータマップや、全国のユーザーが衛生状態・設備を投稿するトイレ検索アプリを活用するのが賢い方法です。現在地から授乳室やおむつ台の有無、洋式・車椅子対応の可否を瞬時に絞り込むことが可能になっています。