神戸大学深江キャンパスの評判と実態|六甲台との違いや海洋政策科学部の今

神戸大学深江キャンパスの評判と実態|六甲台との違いや海洋政策科学部の今

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神戸大学深江キャンパスの歩みを紐解くうえで外せないのが、前身である神戸商船大学の存在です。1917年に私立川崎商船学校として創設され、官立神戸高等商船学校を経て発展した同校は、日本の近代海運を支える中核拠点として幾多の海事人材を輩出してきました。2003年10月に神戸大学と統合して「海事科学部」が誕生し、さらに2021年4月には時代の要請に応える形で海洋政策科学部へと大規模な改組が実施されました。

この改組により、従来の海技士養成や工学研究にとどまらず、海洋法・海洋環境・国際物流・海洋産業マネジメントといった文系・社会科学系の領域が本格的に融合しました。現在の学部定員は約200名で、「海洋ガバナンス領域(文理融合)」「海洋モビリティ領域」「海洋インフラ領域」「海洋システム工学領域」などに分かれ、海を多角的に学ぶ体制が整っています。

河合塾等の最新入試データによると、海洋政策科学部の偏差値は55.0〜57.5(共通テスト得点率はおよそ68%〜74%前後)で推移しています。文系型・理系型の双方向から受験可能な入試方式が定着したことで、かつての「男子中心の船員養成学校」というイメージは大きく変貌し、女子学生比率の上昇や文系志望者の流入が加速しています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。