青眼の構えとは?正眼との決定的な違いや左目を狙う理由・使い方を解明

青眼の構えとは?正眼との決定的な違いや左目を狙う理由・使い方を解明

青眼の構えとは?正眼との決定的な違いや左目を狙う理由・使い方を解明とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

青眼の構えを現代の稽古や実戦で活用する場合、その特性を深く理解しておく必要があります。攻守において大きな武器になる反面、扱いを誤ると隙を生む原因にもなります。

青眼の構えのメリット:

  • 相手の右小手を防御する壁を自然に作れる。
  • 相手の左目の視野を塞ぎ、間合いの感覚を狂わせることができる。
  • 中心を外しているように見せかけて、最短距離で喉や左胸へ突きを放てる。

青眼の構えのデメリット:

  • 正中線から切っ先がわずかに外れるため、相手に強引な中央突破(正面打ち)を許すリスクがある。
  • 右側の胴(自分の右脇腹)が空きやすくなり、熟練者には胴技を狙われる危険がある。

青眼の構えを使いこなす上で最も重要なのが「目付(めつけ)のコツ」です。切っ先を相手の左目に向けているからといって、自分自身の視線まで相手の左目だけに集中させてはいけません。

武道には「遠山の目付(えんざんのめつけ)」という教えがあります。遠くの山をぼんやりと眺めるように、相手の顔を中心に据えながら全身(手元から爪先まで)を広い視野で捉えることが肝要です。視線は全体を見据え、切っ先だけを静かに相手の左目へ吸い付けるように構えることで、青眼の真価が発揮されます。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。