履歴書の渡し方で落とされる?面接官の本音と採用を分ける境界線

履歴書の渡し方で落とされる?面接官の本音と採用を分ける境界線

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株式会社リクルートが運営するリクナビNEXTや、株式会社マイナビによるマイナビ転職が過去に実施した採用実態調査を紐解くと、企業の採用担当者が「応募者の身だしなみや第一印象・基本的な立ち居振る舞い」を合否判断の極めて早い段階で意識している実態が浮かび上がる。書類選考を通過した候補者たちの能力値に大きな開きがない場合、最終的な決定打となるのは「一緒に働いたときに周囲へ不快感を与えないか」という現場適性だ。

面接開始からわずか数分で行われる履歴書の受け渡しは、質疑応答が本格化する前に候補者の「対話力」を測るプレテストとして機能する。アイコンタクトを保ちながら「こちらが私の履歴書です。本日はよろしくお願いいたします」と添えて差し出せるか。目線が泳ぎ、小声でボソボソと差し出す候補者は、どんなに書類上のスキルが高くても、顧客や取引先との折衝に不安を残すと判断されがちだ。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。