首都高速道路の「大黒PA(神奈川県)」や「辰巳第一PA(東京都)」は、世界中のカーガイ(車好き)にとっての聖地です。週末の夜、諸星一家の隊列が滑り込んでくると、現場の空気は一変します。
現場を訪れたインバウンド観光客や海外の著名クリエイターたちは、一斉にスマートフォンや一眼レフカメラを構え、黒山の人だかりが形成されます。米GoPro社が諸星氏のドキュメンタリー映像を制作して数千万回再生を記録したほか、英BBCの『Top Gear』での特集、さらには人気レースゲーム『Need for Speed(ニード・フォー・スピード)』に諸星伸一氏が実名のアウトロー・カリスマとして公式起用された実績は、日本の自動車文化史においても極めて異例です。
欧米の高級車コミュニティでは「メーカーの伝統を壊す行為」として眉をひそめるクラシック愛好家が存在する一方で、若年層やストリートカルチャー層からは「Bosozokuスタイルの究極の進化形」「映画『AKIRA』やサイバーパンクの具現化」として、熱狂的なリスペクトを集めています。