ファンにとって長年の疑問であったのが、小室哲哉 KEIKO 子供いない理由です。2002年に豪華な披露宴を行い、強い絆で結ばれていた二人になぜ子供が誕生しなかったのか。そこには複数の重層的な要因が存在します。
第1に、結婚直後から襲った未曾有の経済的試練です。2002年の結婚後、小室氏の事業悪化と借金問題が表面化し、2008年の逮捕劇へと繋がっていきました。KEIKO氏は夫を献身的に支え続けたものの、精神的・物理的にも子供を授かり穏やかに育てる心理的余裕は到底持てない時期が続きました。
第2に、2011年10月に発生したKEIKO氏のくも膜下出血です。自宅で倒れたKEIKO氏は一命を取り留めたものの、記憶障害や高次脳機能障害を患い、長期のリハビリ生活へと突入しました。これにより、夫婦関係は「音楽のパートナー」「男女の夫婦」から「介護者と要介護者」という極めて過酷なフェーズへと転換を余儀なくされます。
小室氏は2018年1月の記者会見で、介護の限界と自身の肉体的・精神的疲弊を生々しく告白し、引退を表明しました。華やかなステージの裏で、子供を計画する余力のないまま病魔と向き合い続けた10年間が、二人の間に子供がいない最大の決定打となったのです。