Q1:『まぐだら屋のマリア』はハッピーエンドですか?それともバッドエンドですか?
A1:完全な勧善懲悪や無条件のハッピーエンドではありません。マリア自身の過酷な運命には切なさが残りますが、彼女に救われた紫紋が未来へ向かって力強く歩み出す「希望に満ちた再生の結末」となっており、読後感は非常に温かく前向きです。
Q2:アート小説を書いていない原田マハ作品としても楽しめますか?
A2:十分に楽しめます。美術をテーマにした作品群とは一味異なり、「食」と「人間の業・救済」に焦点を当てたヒューマンドラマの傑作です。アート小説以外の原田作品のなかでもトップクラスの完成度を誇ります。
Q3:読むとどんな気持ちになる小説ですか?
A3:日々の仕事や人間関係で疲弊しているときに読むと、心の澱が洗い流されるような感覚を味わえます。温かいご飯を丁寧に作って食べたくなり、明日を生きる活力が湧いてくる作品です。