毎朝の生放送で見せる攻撃的な論調とは裏腹に、自身のプライベートになると玉川氏は途端にガードを固くする。だが、長年タッグを組む羽鳥慎一アナウンサーとの阿吽の呼吸から、時折その分厚い鎧の隙間が垣間見える瞬間がある。
玉川氏が過去に漏らした言葉を拾い集めると、ひとつの明確な輪郭が浮かび上がる。それは「極度のマイペース」と「生活空間へのこだわり」だ。食事のタイミング、趣味に費やす時間、一人で思索に耽る静寂。誰かと暮らすことで生じるわずかなノイズすら、彼にとっては思考の妨げになりかねない。
「妥協してまで誰かと一緒に暮らす必要があるのか」。かつて番組内でポロリとこぼしたこの問いかけこそ、彼が独身を選び続ける最大の理由だろう。愛がないわけではない。他人と生活を共有することへのハードルが、人並み外れて高いのだ。