東洋医学と西洋医学の双方に精通し、多くの著書を持つ医師の石原新菜先生は、長年にわたり温活の重要性を発信し続けている。石原医師によると、体温が1度下がると免疫力は約30%低下し、基礎代謝も12%近く落ち込むという。
古くから伝わる薬膳料理の概念においても、生姜は「温中散寒(体の中を温めて寒さを散らす)」の代表格とされる。生のままでは表面を冷やす汗をかかせることがあるが、温かい汁物としてゆっくり体内に取り込むことで、自律神経のバランスが整い、慢性的な冷えや肩こり、むくみの解消に直結する。日々の食事を「薬」に変える最も手軽な選択肢が、この一杯なのだ。