運営元である株式会社レップジャパンを率いる白輪剛史氏は、国内外の野生動物取引や保全活動の第一線で活躍してきたカリスマ的存在だ。従来の展示施設が抱えていた「檻の中の動物を見る」という受動的な構造に疑問を投げかけ、動物と人間が同じ空間の空気を共有する環境を具現化した。
日本の動物園・水族館業界において、爬虫類や両生類は長らく脇役として扱われがちだった。しかし、緻密な温度・湿度管理と生態に即した植栽レイアウトを施すことで、彼らが持つ本来の美しさや躍動感を引き出すことに成功した。観光・テーマパーク産業の視点から見ても、特定ジャンルに特化しながら全国区の集客力を維持し続ける同園のビジネスモデルは極めて異例であり、地方創生のロールモデルとしても高く評価されている。
白輪氏の情熱は単なるエンターテインメントにとどまらない。絶滅危惧種の飼育下繁殖や密輸摘発個体の保護受け入れなど、生物多様性の維持に向けた実践的な取り組みが日々この場所で続けられている。