近年、教育サービス産業の市場拡大に伴い、誰でも手軽に高品質な講義にアクセスできるようになった。YouTubeに溢れる解説動画や、Udemyで提供される専門講座は、独学者の強い味方に見える。
しかし、ここにこそ現代特有の学習トラップが隠されている。わかりやすい動画を視聴している時、脳は「理解した気」になっているに過ぎない。受動的に画面を眺める時間は、どれほど高品質なコンテンツであってもアウトプットの代わりにはならないのだ。動画視聴は全体の2割に抑え、残りの8割を自力での演習に充てない限り、実戦力は一向に身につかない。