和久井映見の私生活を語るうえで、避けて通れないのが元夫である俳優・萩原聖人の存在だ。ふたりは1994年のドラマ共演をきっかけに交際へ発展し、1995年に結婚。当時はビッグカップルの誕生としてメディアを席巻した。
1999年には長男が誕生するも、ライフスタイルの違いや多忙によるすれ違いが重なり、2003年に離婚。親権は和久井が持ち、彼女は女手一つで息子を育て上げる道を選んだ。当時、泥沼の愛憎劇といった派手なトラブルを一切表に出さず、沈黙を守り抜いた彼女の気丈な姿は多くの同情と称賛を集めた。
離婚から20年以上が経過した今、ふたりの関係は新たなフェーズを迎えている。萩原聖人が近年、新たなパートナーとの生活をスタートさせたこともあり、かつてのわだかまりは完全に解消されたという。「息子の父親」としての敬意を払い合いながら、互いの俳優活動を遠くから見守る。その成熟した大人の距離感こそが、和久井自身が前を向き、新たな人生の選択肢を自然体で受け入れる土壌を作ったと言えるだろう。