1989年の結成から32年間にわたりお笑い界の第一線を走り続けた雨上がり決死隊が、2021年8月に幕を下ろした出来事は芸能史に残る大きな節目でした。雨上がり決死隊の解散理由として、闇営業問題そのもの以上に決定的だったのは、その後のYouTube進出をめぐる「スピード感と価値観の乖離」でした。
当時の特別番組で蛍原徹自身が語った「YouTubeを始めた時期ややり方に強い違和感があった」という証言の通り、コンビ活動の再開を最優先に考えていた蛍原と、自活のために迅速な配信活動を選んだ宮迫博之の間で、目指す方向性に修復不可能な溝が生じました。現在の2人の関係性について、関係者は「絶縁状態ではなく、お互いの選んだ道を干渉せずに尊重し合う大人な距離感を保っている」と語っています。