骨を再建するための骨粗鬆症予防の食事療法では、3大栄養素ならぬ「骨の3大相乗栄養素(カルシウム・ビタミンD・ビタミンK2)」を揃えて摂取することが大原則です。このチームワークが機能して初めて、強靭な骨基質が構築されます。
日常の献立に積極的に取り入れたい骨密度を上げる食べ物の組み合わせは次の通りです。
- カルシウム源(建材そのもの):小松菜、チンゲンサイ、木綿豆腐、高野豆腐、ひじき、無糖ヨーグルト。
- ビタミンD(吸収の促進役):サケ、サンマ、サバ缶、マイタケ、干し椎茸。腸管でのカルシウム吸収率を2〜3倍に引き上げます。
- ビタミンK2(骨への定着・固定役):納豆、モロヘイヤ、春菊。骨芽細胞から分泌されるオステオカルシンというタンパク質を活性化し、カルシウムを骨のコラーゲンにガッチリと結合させます。
- タンパク質(骨の芯材):骨の体積の約50%はコラーゲン(タンパク質)で構成されているため、鶏むね肉、卵、大豆製品などを毎食片手の手の平分摂取することが欠かせません。
特にビタミンDとビタミンK2の組み合わせは、血中カルシウムが血管壁に沈着して動脈硬化を起こすリスク(石灰化パラドックス)を防ぎ、的確に骨へ誘導するための最重要パスウェイです。