2021年11月1日、26年間にわたる活動に幕を下ろしたV6の解散とともに、森田剛さんはジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT等)を退所しました。この大きな決断の背景にあったのが、表現活動に専念するための環境作りと、夫婦で設立した新事務所「株式会社MOSS」の存在です。
「MOSS(苔)」という社名には、「時間をかけてじっくりと根を張り、独自の世界観を育てていく」という二人の芸術的哲学が込められています。宮沢りえさんは個人事務所「エム・トゥ・スリー」に籍を残しつつも、MOSSの設立を公私両面で強力にサポート。森田さんは独立後、映画『前科者』や数々の前衛的な舞台作品に出演し、商業的枠組みに囚われないエッジの効いた役者道を突き進んでいます。
芸能界において夫婦が共同でマネジメントやクリエイティブに関与する形態はリスクを伴う場合もありますが、二人は互いのプロデュース能力と審美眼を信頼し合い、独立後のキャリアを極めて順調に軌道に乗せています。