家庭内で行うべき日々のスキンシップを兼ねたケアとして、猫 目やに 正しい拭き方のプロトコルを確立しておくことが重要です。準備するものは、清潔な医療用不織布ガーゼまたはコットン、そして体温程度(38度前後)のぬるま湯や精製水です。
水分をたっぷりと含ませたガーゼを目頭の固まった目やにの上に数秒間優しくあてがい、しっかりと水分を吸わせてふやかします。柔らかくなったのを確認してから、目頭から目尻に向かって、力を入れずに撫でるように滑らせて拭き取ります。この際、細菌の交差感染を防ぐため、左右の目で必ず新しいガーゼに取り替えることが鉄則です。
次に挙げる項目が1つでも該当する場合は、速やかに猫 目やに 病院に連れて行く目安として行動してください。
- 24時間以上連続して茶色や黄色の目やにが分泌され続けている
- 目を細める、瞬膜(目頭の白い膜)が出たまま戻らない、充血がある
- くしゃみ、鼻水、発熱、食欲減退など呼吸器・全身症状を伴っている
- 生後半年未満の子猫、または持病を抱えるシニア猫である
【プロの結論】早期受診を推奨するケース・様子見が可能なケースの選別
愛猫の異常に対して過敏になりすぎる必要はありませんが、線引きを誤らない冷静な判断が求められます。朝起きた直後に目頭の端に小さな乾いた粒が1つ付いており、拭き取った後の白目が澄んでいて食欲も旺盛であれば、そのまま経過観察を行っても問題ありません。一方で、日中も繰り返し分泌されてまぶたが濡れている、あるいは片側だけを執拗に前足で擦る仕草を見せている場合は、迷わず動物病院の専門診断を受ける決断を下してください。