Q1:地面師事件で騙し取られたお金は現在どうなっていますか?
A1:積水ハウスが支払った約55億5000万円のうち、凍結できた口座などから回収されたのはごく一部にとどまります。大半は決済当日に現金で引き出されたり、暗号資産や貴金属、海外口座へ分散送金されたりしたため、現在も回収不能のままとなっています。
Q2:主犯格メンバーの刑期や現在の居場所は?
A2:主犯格のカミンスカス操(旧姓・小山)受刑者や指南役の内田マイク受刑者には懲役12年の実刑判決が確定しており、現在も刑務所に服役しています。なりすまし役や手配師など関与度合いの異なるメンバーもそれぞれ実刑判決を受け服役しました。
Q3:なぜ積水ハウスのような一流企業が本人確認を見誤ったのですか?
A3:精巧な偽造パスポートや印鑑証明が使われたことに加え、「好立地の土地を他社に奪われたくない」という焦り、経営陣主導の案件に異論を唱えられない企業風土(権威勾配)、そして本物の所有者からの警告状を「取引妨害」と決めつける確証バイアスが重なったことが原因です。