SNSやネット掲示板におけるネットの反応を検証すると、世代ごとに異なる受容のプロセスと、その根底にあるリスペクトがくっきりと浮かび上がります。
昭和世代からは「鈴木雅之の色気とソウルは唯一無二」「当時のシャネルズからラッツ&スターへの改名時の衝撃を思い出す」といった、ボーカルパフォーマンスと当時の空気感を懐かしむ声が目立ちます。一方、2000年代をリアルタイムで過ごした平成世代からは「倖田來未の圧倒的なライブパフォーマンスでこの曲のカッコよさを知った」「カラオケで盛り上がる鉄板曲」という支持が集まります。
さらに興味深いのはZ世代の反応です。「TikTokの音源として踊っていたけれど、親に『これラッツ&スターの曲だよ』と教えられて原曲を聴いたらファンクとして凄まじくカッコよかった」「倍速じゃない本物の鈴木雅之さんの低音ボイスに痺れた」といった、逆輸入的なルーツ再発見のコメントが多数確認されています。単なる消費で終わらず、原曲のクオリティの高さが若い層にもしっかりと伝播している実態が窺えます。