バンドの歴史を語る上で避けて通れないのが、結成初期からのオリジナルギタリストであった吉野エドポロの脱退劇です。2019年12月、メジャーデビューを目前に控えたタイミングでの発表は、当時のファンベースに大きな衝撃を与えました。
ネット上では一時期「方向性の不一致やメンバー間の確執ではないか」といった憶測も飛び交いましたが、当時の公式発表やメンバーの手記によって真相は明確に説明されています。脱退の決定的な理由は「自身の将来と生活を見つめ直した結果、音楽活動とは別の道を歩む決断をしたこと」でした。
プロのミュージシャンとして生きる道と、一人の人間として社会的な生活を築く道。その狭間で葛藤した末の選択であり、メンバー全員が吉野の意志を尊重した上での「前向きな卒業」でした。ラストライブでは温かい拍手とともに送り出され、関係性が断絶したわけではないことが示されています。
その後、サポートとして加わったukicasterは、単なる代理にとどまらず、バンドの新たな起爆剤となりました。約3年にわたるサポート期間を経て2022年秋に正式メンバーとなったことで、バンドは「4人の完全体」として再び強固な結束を手に入れたのです。