相棒の英語はバディで通じる?Partnerとの決定的な差と表現

相棒の英語はバディで通じる?Partnerとの決定的な差と表現

相棒の英語はバディで通じる?Partnerとの決定的な差と表現の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

日本における「相棒」という語のイメージを決定づけたテレビ朝日系列の長寿ドラマシリーズ『相棒』。水谷豊演じる特命係・杉下右京と、彼を取り巻く歴代の部下たちによる濃密な人間ドラマは、海外マーケットでも配信・上映されていますが、そのドラマ相棒英語タイトルは『Partners』と命名されています。

なぜ配給元はキャッチーな『Buddies』を退け、敢えて『Partners』という端正な複数形を選択したのでしょうか。海外向け番組販売資料や国際映像見本市(MIPCOM等)のオフィシャルデータベースを確認すると、本作のコアコンピタンスが「二人の刑事による組織を超えた職務上の知的シナジー」に置かれていることが理由として浮かび上がります。

杉下右京と、初代の亀山薫、神戸尊、甲斐享、冠城亘、そして再び合流した亀山薫に至る歴代の相棒たちは、決して仲良しこよしの「お友達」ではありません。時には思想が激突し、時には冷徹な事実確認のために互いを疑い、それでも法と正義を執行するために背中を預け合う――この極めてプロフェッショナルで自立したバディ関係の本質を表現するには、私的感情のニュアンスが強いbuddyではなく、職業倫理と対等性を担保する『Partners』以外にあり得なかったというわけです。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。