トリケラトプスはジュラ紀の南米にいた?恐竜年代の誤解を徹底解明

トリケラトプスはジュラ紀の南米にいた?恐竜年代の誤解を徹底解明

トリケラトプスはジュラ紀の南米にいた?恐竜年代の誤解を徹底解明とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

恐竜ファンや一般読者が混同しやすい代表的な恐竜について、生息年代、主な発掘地、分類群を整理しました。これらを比較すると、時代や大陸ごとに全く異なる生態系が形成されていた事実が浮き彫りになります。

恐竜名時代区分・生息年代主な化石発見地(大陸)主な分類と特徴トリケラトプス白亜紀後期
(約6800万〜6600万年前)北米大陸
(アメリカ・カナダ)角竜類(周飾頭亜目)。3本の角と大きな襟飾りを持つ草食恐竜。ティラノサウルス白亜紀後期
(約6800万〜6600万年前)北米大陸
(アメリカ・カナダ)大型獣脚類。トリケラトプスと同時代・同地域に生息した捕食者。ステゴサウルスジュラ紀後期
(約1億5500万〜1億5000万年前)北米大陸・欧州
(モリソン累層など)剣竜類。背中の骨板と尾のトゲが特徴。トリケラトプスとは共存していない。カルノタウルス白亜紀後期
(約7200万〜6990万年前)南米大陸
(アルゼンチン・パタゴニア)アベリサウルス類(獣脚類)。目の上に牛のような明瞭な2本の角を持つ。ギガノトサウルス白亜紀後期初頭
(約9800万〜9700万年前)南米大陸
(アルゼンチン)カルカロドントサウルス類。南米パタゴニアを代表する超巨大肉食恐竜。

上の表が示す通り、私たちが日常的に「恐竜」と一括りにしているスター恐竜たちの間には、数千万年単位の時間の断絶や、海洋によって隔てられた大陸間の壁が存在していました。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。