ネット上の掲示板やSNSでは、「拓大一高は大学付属だから、入ってしまえば受験勉強から解放されて気楽に過ごせる」という言説が散見されます。しかし、ここまでのデータが示す通り、この認識は完全な誤解です。大学受験を回避してのんびりとした高校生活を送りたいと考えて入学すると、入学直後から始まる進路指導や模試ラッシュ、高い学習要求のギャップに苦しむことになります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
進路指導や受験指導を数多く取材してきた専門家の視点から、拓殖大学第一高校の門を叩くべき生徒と、別の進路を検討すべき生徒の境界線を明確に定義します。
【拓殖大学第一高校が向いている受験生】
・都立上位校(立川・八王子東・国分寺・武蔵野北など)を第一志望とし、高水準の併願校を確保して攻めの受験をしたい生徒。
・自学自習のペース配分が苦手で、学校の手厚い講習や小テスト管理によって学習習慣を維持したい生徒。
・緑に囲まれた広大なキャンパスで、部活動(陸上、吹奏楽、チアダンス等)にも真剣に取り組みながら他大学進学を目指したい生徒。
・付属校のセーフティネットの安心感を持ちつつ、GMARCH以上の難関大学へチャレンジしたい生徒。
【慎重な検討が求められる受験生】
・高校入学後は受験勉強から解放され、系列大学へ無試験でそのまま進学したいと考えている生徒(中央大・法政大・成蹊大・明大系列などの付属校や係属校を検討すべき)。
・校則の縛りを嫌い、私服通学や完全自由裁量の校風(都立の自主自律校など)を強く求めている生徒。
・通学アクセスにおいて、西武拝島線や多摩モノレール沿線への移動に片道1時間半以上の過度な負担がかかる地域の生徒。