太刀魚のさばき方は実は超簡単?背びれを一瞬で外すプロ直伝の極意

太刀魚のさばき方は実は超簡単?背びれを一瞬で外すプロ直伝の極意

太刀魚のさばき方は実は超簡単?背びれを一瞬で外すプロ直伝の極意の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

タチウオ料理を食べる際、最も敬遠される原因が背側の縁にびっしりと並ぶ鋭い「小骨(担鰭骨:たんきこつ)」の存在です。焼き魚にして口の中で引っかかり、不快な思いをした経験を持つ人は少なくありません。多くの人が身を切り開いてから毛抜きで抜こうとしたり、焼き上がってから箸で苦労して外そうとしたりしますが、実はさばく最初の段階で一瞬にして取り除く決定的な裏ワザが存在します。

この難所を解消する太刀魚背びれの取り方は、まずまな板の上にタチウオをまっすぐ置き、背びれのすぐ両脇、ミリ単位で際の部分に沿って頭側から尾側へ向けて浅く包丁を入れます。切り込みの深さはわずか2〜3ミリ程度、背骨に当たらない深さで骨の根元に刃先を這わせる感覚です。両サイドに薄皮を断ち切るスリットを入れたら、尾側の端にある背びれの付け根を乾いたキッチンペーパーで滑らないよう固く挟み込みます。

そこから頭の方向へ向かって、魚体を抑えながら斜め上前方へと一定の力でスーッと引き抜きます。すると、両脇の切れ込みをガイドにして、背びれとそれに連なる数千本単位の微細な担鰭骨が、まるでジッパーを開けるかのように根こそぎ一塊になってスルリと外れます。この太刀魚骨の処理方法を導入するだけで、仕上がった身には厄介な背小骨が一本も残らず、後の三枚おろしや刺身造り、塩焼き調理の快適性が劇的に向上します。

適切な太刀魚包丁の入れ方の極意は、刃先を深く入れすぎない点に尽きます。欲張って深く切り込むと、背側の貴重な可食部まで背びれと一緒に引きちぎれてしまい、著しい歩留まりの低下を招きます。「皮一枚と骨の付け根の筋膜だけを切る」という繊細な意識を持つことが、美しく可食部を残すための決定的な境界線となります。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。