「蚊に刺されただけなのに、握りこぶし大に腫れ上がった」「患部が大きな水ぶくれになって熱を持っている」という場合、単なる虫刺されではなくスキータ症候群(Skeeter syndrome)と呼ばれるアレルギー反応を起こしている疑いがあります。
蚊の唾液タンパク質に対する過剰な免疫反応であり、免疫が未発達な乳幼児や学童期の子ども、あるいは体調不良や体質変化を起こしている成人に多く見られます。刺されてから数時間〜1日程度で急速に赤く熱を持って腫れ上がり、時に微熱や倦怠感を伴うこともあります。
医療機関を受診する際の診療科は「皮膚科」が第一選択となります。乳幼児で発熱や全身症状を伴う場合は「小児科」でも問題ありません。以下の症状が見られる場合は、市販薬での対処を中止し、速やかに医師の診察を受けてください。
・患部が広範囲に赤く熱を持って腫れ、ズキズキと痛む
・大きな水ぶくれが破れてジュクジュクしている
・刺された部位から赤い筋が伸びている、または発熱がある
・市販のステロイド軟膏を2〜3日塗っても症状が改善しない