主要予約サイトのユーザーレビューやSNSにおける広島市文化交流会館の口コミやネットの反応を精査すると、評価は明確に「機能性・価格の圧倒的メリット」と「歴史ある設備への受け止め方」の二極に分かれています。
ポジティブな評価の中心にあるのは、驚異的なコストパフォーマンスです。じゃらんnetなどの最新販売データによると、閑散期や早期割を適用した場合、ツインルーム2名利用で税込8,170円〜(1人あたり約4,085円)という破格の価格帯が設定されています。近隣の平和記念公園周辺や八丁堀・紙屋町エリアの一般的なビジネスホテルが1泊1名1万円を超える日も珍しくない中、この価格水準は突出しています。宿泊者アンケートでも「浮いた予算をグッズ代や現地の広島グルメに回せた」という喜びの声が目立ちます。
一方、評価が分かれる要因となっているのが客室のハード面です。公式サイトの施設紹介動画や宿泊者の手記が示す通り、客室は清掃が行き届き清潔に保たれているものの、水回りのユニットバスや空調の一括管理システムなどに昭和・平成初期のクラシカルな設計が残っています。最新のデザイナーズホテルや自動チェックイン機を備えた無人ホテルを好む層からは「やや古さを感じる」と指摘されるケースがあるのも客観的な事実です。
しかしながら、公共系ホール併設ホテル特有の「部屋の専有面積の広さ」と「分厚いコンクリート壁による高い遮音性」は、新築の狭小ビジネスホテルにはない大きな利点として支持されています。夜間に隣室の生活音に悩まされるリスクが低く、落ち着いて休息を取れる点が高評価につながっています。