なぜ夕方に大群で騒ぐ?ムクドリの鳴き声がうるさい衝撃の真相と撃退対策

なぜ夕方に大群で騒ぐ?ムクドリの鳴き声がうるさい衝撃の真相と撃退対策

なぜ夕方に大群で騒ぐ?ムクドリの鳴き声がうるさい衝撃の真相と撃退対策についての疑問解決ガイドをご紹介します。

Q1:ムクドリのうるさい鳴き声は1年中続くのですか?時期や季節のピークは?
A1:鳴き声の被害には明確なピークがあります。春先(4月〜7月)は繁殖期にあたり、住宅の隙間に作られた巣からヒナの「ピピピ」「チーチー」という餌乞いの声が響きます。一方、駅前や街路樹で数千羽が集まる「ギャーギャー」という大合唱は、巣立ちを終えた幼鳥と親鳥が合流して巨大な群れを作る初夏から秋(7月〜11月頃)が最悪のピークです。冬になると群れが分散・移動するため、鳴き声の被害は一時的に沈静化します。

Q2:自宅の換気口や戸袋にムクドリが巣を作ってしまいました。勝手に卵を捨ててもいいですか?
A2:絶対に捨ててはいけません。鳥獣保護管理法により、卵やヒナを無許可で採取・破棄することは法律で禁じられています。卵やヒナがいる場合は、原則としてヒナが巣立つまで待つ(産卵から巣立ちまで約3〜4週間)か、各自治体の環境担当課に「有害鳥獣捕獲許可」を申請して許可証を得た専門駆除業者に依頼する必要があります。ヒナが巣立った直後であれば巣の撤去は合法ですので、空になった瞬間に撤去し、再侵入を防ぐ金網を設置してください。

Q3:100円ショップの防鳥グッズ(キラキラテープやフクロウの絵)は効果がありますか?
A3:一時的な効果(1〜3日程度)しか期待できません。ムクドリは学習能力が高く、視覚的な刺激に対して「自分に危害が及ばない」と判断するとすぐに警戒を解いてしまいます。100円ショップのアイテムを活用するのであれば、テープや模造品ではなく、物理的に隙間を遮断するための「バーベキュー用金網」や「結束バンド」「隙間テープ」を用いて、物理的な侵入経路を完全に塞ぐ資材として流用するのが効果的です。

Q4:夜中になってもギャーギャー鳴き止まないのはなぜですか?
A4:大都市の環境ストレスが主因です。駅前や大通り沿いの樹木は、深夜でもLED街灯や商業施設の看板照明で明るく、鳥が昼夜を誤認しやすい環境にあります。さらに、深夜便のトラックの振動、人通りの音、夜行性の害獣(ハクビシンや猫など)の接近に驚いた1羽が威嚇音をあげると、眠りの浅い群れ全体にパニックが波及し、連鎖的な夜鳴きが発生します。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。