Q1:ピーマンの種とワタは栄養豊富と聞きますが、なぜ保存時は取り除くべきなのですか?
A1:種やワタは実の肉質部分に比べて水分活性が高く、組織が柔らかいため、収穫後に真っ先に傷みやカビが発生する部位だからです。当日〜翌日に丸ごと調理するなら問題ありませんが、カットして数日以上保存する場合は、劣化の震源地となる種とワタを徹底的に除去することが鮮度を保つ絶対条件になります。
Q2:冷凍したピーマンは生のままサラダにして食べられますか?
A2:生食には向きません。冷凍によって植物細胞内の水分が氷結・膨張し、細胞膜に微細な傷がつくため、解凍するとどうしても水分が抜けて柔らかな食感になります。生特有のパリッとした繊維感を楽しむなら冷蔵保存を選び、冷凍したものは必ず加熱調理(炒め物、煮込み、汁物、トースター焼きなど)に活用してください。
Q3:表面に白い粉のようなものが付着していることがありますが、カビや残留農薬でしょうか?
A3:多くの場合、ブルームと呼ばれる植物自身が乾燥を防ぐために分泌する天然のロウ物質、または表皮のクチクラ層です。水で洗い流して落ちる程度のものであれば害はありません。ただし、ヘタ周辺や果肉にフワフワとした立体的な綿毛状の粉がついており、異臭を伴う場合はカビですので破棄してください。
Q4:常温で保存できる限界期間はどれくらいですか?
A4:室温が15℃前後に保たれた冬場の冷暗所であれば、乾燥を防ぐ紙袋に入れて2〜3日程度は維持できます。しかし、暖房の効いた室内や初夏から秋にかけての時期は、わずか24時間でも急激にしおれ、内部の種が変色します。基本的には購入後速やかに冷蔵または冷凍へ移行させることを強く推奨します。