男性シンガーの領域でカルチャーの起点となったのがEveです。ボカロPや歌い手としての出自を持ち、物語性の高い歌詞とアニメーションが融合した作品群でティーンを中心に絶大な支持を集めています。メディアでは顔を明かさない一方、自身のキャラクターや独自ブランドを展開し、視覚表現全体をアートワークとして統括しています。
また、ストリート感と切なさを帯びた歌声で急浮上したyamaも象徴的な存在です。トレードマークのマスクとウィッグで素顔の輪郭を覆い、メディア出演時も徹底したビジュアルコントロールを実施。素顔を伏せることで、リスナーが自身の境遇や感情をボーカルに投影しやすい「余白」を生み出しています。