BPOの正式名称は「放送倫理・番組向上機構」です。公的な政府機関や警察のような取り締まり組織と誤解されがちですが、実際にはNHKと日本民間放送連盟(民放連)によって設立された非営利・民間の独立第三者機関にあたります。
国家権力による放送への介入を防ぎ、憲法で保障された「表現の自由」を守りながら、視聴者からの苦情や批判に対して自主的に自浄作用を働かせる目的で運営されています。BPO自体が法的な罰則を下す権限は持たないものの、放送業界内での権威は極めて高く、その判断はキー局の経営陣すら動かす重みを持っています。