二人の関係が公となったのは、2017年2月の文春報道の経緯が発端でした。『週刊文春デジタル』によって都内の高級マンションでの同棲疑惑や合鍵の所持が報じられ、人気絶頂の声優同士のスキャンダルとして瞬く間にSNSを席巻しました。
通常、熱愛報道に対しては沈黙を貫くか、事務所を通じて「友人の一人」と濁すケースが芸能界の常套手段です。しかし、二人が取った行動は対極のものでした。報道直後、小野賢章は自身の公式ブログやSNSで「報道にありました通り、花澤香菜さんと真剣にお付き合いをさせていただいております」と堂々と宣言。花澤香菜も出演した生配信番組内で、自らの口から交際事実を真っ直ぐにファンへと伝えました。
この隠し立てのない姿勢は「誠実極まりない神対応」として絶賛され、ネット上のネガティブな炎上を完全に封殺しました。アイドルのような熱狂的支持を集める声優業界において、ファンを裏切らない透明性を示したことが、その後の2020年7月8日の結婚発表における圧倒的な祝福ムードへと直結したのです。