切原赤也というキャラクターが20年以上にわたって絶大な人気を誇る背景には、アニメ版における声優の怪演や、ミュージカル『テニスの王子様』(テニミュ)の歴代キャストたちによる熱い表現があります。
アニメシリーズで切原の声を担当するのは、実力派声優の森久保祥太郎氏です。好戦的で生意気な中学生らしいハスキーなトーンから、赤目・悪魔化で見せる狂気じみた咆哮、さらには先輩たちに見せる甘えや悔し涙のニュアンスまでを見事に演じ分けています。森久保氏の熱演なくして切原赤也の立体的な魅力は完成しなかったと言っても過言ではありません。
また、テニミュにおけるミュージカルの歴代キャストたちも、切原のダイナミックなアクションと複雑な感情の揺れ動きをステージ上で体現してきました。歴代のキャスト陣が魅せたキレのあるダンスや、激しいステップを伴うラリーの再現は、舞台ファンから常に熱狂的な支持を集めています。
さらに、音楽展開においても切原赤也のキャラソンは名曲揃いとして知られています。疾走感あふれるロックナンバー『Time has come』や、切原の内面にある孤独と情熱を歌い上げた『赤く染める月』、そして『Fighting Man』などは、キャラクターソングの枠を超えた完成度を誇り、ライブイベントでも屈指の盛り上がりを見せる定番人気曲となっています。