芸能界屈指の好感度カップルとして知られた二人が、2012年2月10日に都内の区役所へ離婚届を提出したという一報は、ワイドショーやスポーツ紙の紙面を大きく揺るがしました。当時、報道各社へ送付された連名のFAXには、次のように記されていました。
「長年夫婦として歩んでまいりましたが、いつしかそれぞれの生き方や価値観にズレが生じ、お互いの将来のために別々の道を歩むことが最良という結論に至りました」
この定型文のような説明の裏側で、メディアや大衆が最も注目したのが賀来千香子 宅麻伸 離婚理由の核心部分です。二人の間に子供は誕生しておらず、18年間の結婚生活を通じて夫婦二人のライフスタイルが続いていました。子供を持たなかった理由について、公式な場での詳細な言及はありませんが、結婚当初から双方が主役級の俳優として超多忙を極めていたこと、そして互いのキャリアを最優先するプロ意識の高さが影響していたと指摘されています。
子供というかすがいが存在しなかった環境下で、互いの仕事観や生活スタイルの些細な齟齬は、歳月とともに修復困難な溝へと拡大していきました。当時の芸能関係者の証言によると、「喧嘩が絶えない険悪な関係というよりも、互いに自立しすぎていたがゆえに、二人で暮らす必然性が薄れていった」と語られており、愛憎劇ではなく冷徹な現実的判断による破局であったことが浮き彫りになっています。